チープカシオの見た目のまま
スマホとつながる時計ってないですか?
店頭に立っていた頃、チプカシ売り場の前で何度も聞かれた質問です。F-91Wの顔はもう完成されていて変えようがない。でも時刻合わせや歩数はスマホに任せたい。その気持ち、よくわかります。
私自身、「このデザインでスマホ連携できたら買うのに」という声を、毎月のように聞いてきました。
今回はその声に答えるつもりで、スペック表より「毎日着けて困らないか」という目線でまとめていきます。

藤原 匠[詳しいProfile]
10万人接客した腕時計販売員
- 関西の百貨店・時計専門店で25年勤務
- ウオッチコーディネーター資格保有
- 専門領域10〜20万円台の腕時計

- 関西の百貨店・時計専門店で25年勤務
- ウオッチコーディネーター資格保有
- 専門領域10〜20万円台の腕時計
藤原 匠[詳しいProfile]
10万人接客した腕時計販売員
投資ではなく”身につけてワクワクする”20万円以下の相棒選びをお手伝い
先に結論をお伝えします。
本命は2026年8月発売のF-B100W(8,800円)。
F-91Wの顔のまま、スマホとの連携で時刻を自動で修正でき、歩数も測れます。
メタルの質感が好きなら、同じ機能を持つ姉妹機のABL-100という選択肢もあります。そして、手持ちのF-91Wを自分で改造するのは、正直おすすめしません。
- Bluetooth対応チープカシオ2機の違い
- F-B100Wのスマホ連携でできること・できないこと
- F-91Wを自分でスマートウォッチ化するリスクと可能かどうか?
- 1AJF・1BJF・ABL-100の選択の基準
ただし、褒めるだけの記事にはしていません。
LINEの通知が見られないこと、反転液晶は場所によって読みにくいことなど、買ってから「あれ?」となりやすい点もきちんと書いています。
本記事は公式情報と販売員時代の経験をもとにまとめています。実機レビューは購入後に別記事で公開予定です。
ブルートゥース対応チープカシオは2機種

まずは全体像からいきましょう。
2026年10月時点で、チープカシオらしい見た目のままBluetoothでスマホとつながる国内モデルは、F-B100WとABL-100の2つのシリーズです。
中身の機能はほぼ同じで、違いは「見た目」と「素材」と「価格」。ここを押さえれば、迷う時間はぐっと減ります。
表には参考として、元になったF-91Wも並べています。
| 項目 | F-91W | F-B100W | ABL-100 |
|---|---|---|---|
| 発売 | 1989年 | 2026年8月 | 2024年8月 |
| 希望小売価格(税込) | 実勢2,000円台〜 | 8,800円 | 11,000円〜13,750円 |
| デザインの元 | ― | F-91W系 | A158W・A168W系 |
| バンド | 樹脂 | 樹脂(ウレタン) | ステンレス |
| サイズ(縦×横×厚さ) | 38.2×35.2×8.5mm | 41.9×38.1×8.8mm | 41.6×37.9×8.2mm |
| 重さ | 約21g | 約26g | 約60g |
| ボタン数 | 3つ | 4つ | 4つ |
| 電池寿命 | 約7年 | 約2年(CR2016) | 約2年(CR2016) |
| Bluetooth | なし | あり | あり |
| 歩数計 | なし | あり | あり |
| 防水 | 日常生活用防水 | 日常生活用防水 | 日常生活用防水 |
| 主な連携機能 | なし | 自動時刻修正・歩数計・携帯電話探索・アラーム設定など | |
※価格やサイズはあくまで一般的な目安です。正確な情報はカシオ公式サイトをご確認ください。
本命はF-B100W(8,800円)
F-B100Wは、2026年8月7日に発売されたばかりの新シリーズです。ひと目で「あ、F-91Wだ」とわかる顔つきに、Bluetoothと歩数計を詰め込んだのが最大の特長。
希望小売価格は8,800円(税込)で、1万円を切ってスマホとつながるという手軽さが話題になりました。
発売直後は大手通販や公式オンラインストアで売り切れが続き、店頭でも入荷するとすぐなくなる状態だったようです。
カラーは次の3種類が用意されています。

F-B100W-1AJFは、黒いケースに青や赤の差し色が入った王道カラー。F-91Wの雰囲気をいちばん色濃く残しています。

F-B100W-1BJFは、液晶まで黒く反転させたオールブラック。引き締まった印象で、服を選ばないのが魅力です。

F-B100W-3AJFは、くすんだ深緑のモデル。ミリタリーやアウトドアの雰囲気が好きな人に合います。
ケースやバンドの樹脂には、植物など再生できる資源を原料にした「バイオマスプラスチック」が使われているのもポイントですね。
藤原 匠F-91Wは店頭でも毎月コンスタントに売れる定番でした。「このままスマホとつながれば」という声は本当に多かったので、F-B100Wは長年の宿題にカシオが答えを出した一本だと感じています。
F-91Wとの違いは4ボタンと26g

表で並べてみると、似ているようでいて違いははっきりしています。
一番の変化は、ボタンが3つから4つに増えたことです。機能が増えたぶん、文字板には各ボタンの役割が細かく書き込まれ、液晶も横に広くなっています。
藤原 匠F-91Wのすっきりした潔さと比べると、少し情報量が多い「道具っぽさ」が出ているのが正直なところ。
一方で、厚みは0.3mm、重さは5gしか増えていません。一般的なスマートウォッチが30〜50gほどあることを考えると、26gは「着けていることを忘れる」軽さです。
シャツの袖口に引っかかりにくく、寝るときに着けたままでも気になりにくいのは、樹脂の時計ならではの良さですね。
バンドの裏には汗を逃がす切り込みも入っていて、夏場や運動中も蒸れにくくなっています。
姉妹機ABL-100は同機能のメタル版
もう一つの選択肢が、2024年8月に先に登場したABL-100シリーズです。
こちらは、銀色に輝くA158WやA168Wのようなレトロなメタル顔が特長。
国内では、シルバーの「ABL-100WE-1AJF」が11,000円、ゴールドの「ABL-100WEG-9AJF」が13,750円(いずれも税込の希望小売価格)で登場しました。
中身の機能は、F-B100Wとほぼ同じです。
自動時刻修正、歩数計、携帯電話探索、アプリからのアラーム設定など、スマホ連携でできることに大きな差はありません。
大きく違うのは、ステンレスバンドを使っているぶん重さが約60gと、F-B100Wの2倍以上あるところ。
ケースはクロムメッキを施した樹脂なので見た目ほど重くはありませんが、腕に乗せたときの存在感ははっきり違います。
スーツやジャケットに合わせたい人、ゴールドで遊びたい人には、ABL-100のほうがしっくりくるはずです。
機能で選ぶなら差はほとんどありません。「F-91W顔×軽い樹脂」ならF-B100W、「メタル顔×重みのある質感」ならABL-100。見た目と着け心地の好みで選んでOKです。
F-B100Wのスマホ連携と歩数計の機能

ここからは、F-B100Wで実際に何ができるのかを詳しく見ていきます。
カシオの専用アプリ「CASIO WATCHES」をスマホに入れて連携させます。
「Bluetooth搭載」と聞くと何でもできそうに感じますが、できることとできないことがはっきり分かれた時計です。そこを先に知っておくと、買ったあとの「思ってたのと違う」を防げます。
| 連携機能 | できること |
|---|---|
| 自動時刻修正 | 1日最大4回スマホとつながり、時刻を自動で合わせる |
| 簡単時計設定 | アラームやタイマーなどをスマホの画面から設定 |
| ワールドタイム | 約300都市から選んだ都市の時刻を時計に表示 |
| ライフログ | 時計で測った歩数をスマホに送り、グラフで確認 |
| 携帯電話探索 | 時計のボタン操作でスマホの音を鳴らす |
| TIME & PLACE | ボタンを押した日時と場所をスマホの地図に記録 |
1日4回の自動時刻修正とアプリ設定
いちばんありがたいのが、時刻の自動修正です。
スマホと連携しておけば、1日に最大4回、決まった時刻に自動でスマホとつながり、時刻を合わせてくれます。
普通のクオーツ時計は、ひと月に十数秒ほどずれるのが一般的な目安です。F-B100Wなら、そのずれを気にする必要がほとんどなくなります。
海外旅行や出張で時差のある場所へ行ったときも、スマホの現地時刻をそのまま時計に反映できるので、自分で時差を計算する手間がありません。
アプリには世界の約300都市が登録されていて、好きな都市を選んで2つ目の時刻として表示することもできます。
面倒なボタン操作をスマホで済ませられる
デジタル時計で地味に大変なのが、ボタンを何度も押して設定する作業ですよね。
F-B100Wは、アラーム(最大5本)やタイマー、操作音のオン・オフなどを、スマホの画面からまとめて設定して時計に送れます。
説明書とにらめっこしなくていいのは、本当に気がラクです。
携帯電話探索とTIME&PLACE
日常でじわじわ効いてくるのが「携帯電話探索」です。
時計のボタンを押すと、連携しているスマホから音が鳴る仕組みで、スマホがマナーモードでも音が鳴るのが心強いところ。
藤原 匠「家の中でスマホが見つからない」という朝のちょっとした焦り、あなたにも覚えがあるんじゃないでしょうか。
もう一つのおもしろい機能が「TIME&PLACE」です。
時計のボタンを押した瞬間の日時と、スマホのGPSでとらえた場所をセットにして、アプリの地図上に記録してくれます。
ドライブ中に気になるお店を見つけたときや、旅先できれいな景色に出会ったとき、スマホを取り出さなくてもボタン一つで場所を残せます。
スマホ経由で位置を取るので数メートルのずれが出ることもあるようですが、「あのとき気になった場所」を後から振り返るには十分です。
TIME&PLACEや携帯電話探索は、スマホのBluetoothと位置情報の設定がオンになっていることが前提です。対応する機能や操作方法は、購入前にカシオ公式サイトの製品ページで確認しておくと安心です。
3軸センサーで歩数を自動計測
F-B100Wのもう一つの主役が歩数計です。文字板にも「STEP TRACKER」の文字が入っていますね。
時計の中には3軸加速度センサーという、腕の動きを感じ取る部品が入っています。歩いているときの揺れと、それ以外の揺れを見分けて、歩数を自動で数えてくれる仕組みです。
液晶には今日の歩数がそのまま表示され、自分で決めた目標歩数にどれくらい近づいたかもグラフで見られます。
直近7時間の歩数を1時間ごとに表示するグラフもあるので、「午後はほとんど歩いてないな」といった気づきも時計だけで得られるのも良いかと。
しばらく歩いていないと、表示と音で「そろそろ動きましょう」と知らせてくれるお知らせ機能も付いています。
藤原 匠デスクワークで座りっぱなしになりがちな人には、ちょうどいい声かけ役になってくれますよ。
歩数のデータはアプリに送られ、日・週・月ごとの変化をグラフで振り返ることができます。
F-B100Wで測れるのは歩数が中心です。心拍数や睡眠、血中酸素などは測れません。歩数もあくまで日々の目安として使い、体調や健康についての判断は医師など専門家にご相談ください。
充電不要で電池寿命は約2年

私がF-B100Wでいちばん評価しているのが、ここです。
電源はボタン型のリチウム電池(CR2016)で、充電は一切いらず、電池寿命は約2年が目安。Bluetoothや歩数計を積んでいながら、毎日の充電から解放されるのは大きいです。
時刻を合わせる通信を1日4回に絞り、明るい画面や通知機能を持たないことで、電気の使い方をぎりぎりまで抑えているわけです。
藤原 匠ただ、F-91Wの電池寿命は約7年なので、それと比べると短くなっています。
電池交換のときは、防水のためのパッキンを傷めないよう、時計店やメーカーに任せるのが安心でしょう。
実は販売員時代、「時計は着けっぱなしにしたい」というお客様に多機能スマートウォッチを勧めて、数日後に「充電が面倒で…」と戻ってこられた苦い経験があります。
機能満載のスマートウォッチ希望の方にはお勧めしませんが、充電がいらないというのは、スペック表以上に暮らしを変える要素なんです。
スマート通知がない理由と割り切り方
ここは買う前に必ず知っておいてほしいところです。
F-B100Wは、電話の着信やLINEなどの通知を時計に表示できません。発売当初も、「Bluetooth搭載」という言葉から通知が見られると期待して、がっかりした声がありました。
藤原 匠でも私は、これを欠点ではなく「わざと引き算した設計」だと受け止めています。
通知を受け取る時計ではなく、時間を確かめ、自分の歩数や行った場所を記録するための時計なんです。手首が震えるたびにスマホの世界へ引き戻される生活に、少し疲れていませんか?
店頭でも、スマホをカバンにしまっている方や、手帳を使っている方、「時間がわかれば十分」と話す方には、通知のない時計を「スマホから離れられる時計」として紹介すると、とても喜ばれました。
逆に、仕事で通知を見逃せない人や、腕でメッセージを確認したい人には向きません。通知のないシンプルな時計が合う方には、共通点があります。
- スマホは鞄にしまっていることが多い
- スマホの通知はもともとオフにしている
- 時計は着けっぱなしに、充電は面倒
- 「時間がわかれば十分」と感じている
- 歩数くらいは記録しておきたい
ひとつでも当てはまるなら、F-B100Wはきっと気持ちよく使える相棒になります。
チープカシオのスマートウォッチ化は可能?

「F-91Wを自分でスマートウォッチにできないの?」という疑問にもお答えしておきます。答えは「できなくはないけれど、気軽におすすめはしない」です。
ここでは、改造の方法とその現実を見ていきましょう。
Sensor WatchなどDIY改造のリスク
F-B100Wが出る前から、海外の愛好家の間では「チープカシオのスマート化」が盛り上がっていました。
中身を入れ替える基板交換タイプ
代表的なのが「Sensor Watch」です。
F-91Wの中身の部品をまるごと取り外し、同じ形の自作向け基板に入れ替えるもので、自分でプログラムを書いて機能を足せるのが特長でした。
F-91Wの液晶をそのまま使い、ボタン電池で約1年動くように作られています。さらに、Bluetoothでスマホと時刻を合わせたり歩数を数えたりできる「Ollee Watch」という基板も登場しています。
価格は、自分で組み立てるキットで約55ドル、完成品で約100ドルほどが目安です。
シールを貼るだけのNFCタイプ
もっと手軽な方法として、裏ぶたの内側やバンドの裏に薄いNFCシールを仕込むやり方もあります。
スマホをかざすと、決めておいたアプリが立ち上がったり、家電が動いたりする仕掛けです。
元販売員が改造をすすめない理由
作る楽しさは確かにあります。
ただ、時計を扱ってきた立場から言うと、心配な点がいくつもあるんです。
- 分解の際にパッキンを傷め、防水性が落ちやすい
- 海外製のBluetooth基板は日本の「技適マーク」の有無が不明確な場合がある
- A158Wなど金属ケースのモデルは電波が届きにくい
- 改造した時点でメーカー保証や修理の対象外になる
特に、技適マークのない無線機器を日本で使うと、電波法に触れるおそれがあります。改造に挑戦するなら、あくまで自己責任で、法律面は総務省の案内などで必ず確認してください。
「F-91Wの顔でスマホとつながる時計がほしい」というのが目的なら、8,800円でメーカー保証付きのF-B100Wを選ぶのがいちばん安全で確実です。
藤原 匠自分で開けた時計の裏ぶたから水が入って、修理を断られる…というのは、店頭で何度か見てきた悲しいパターンです。改造は「工作を楽しむ趣味」と割り切れる人向けだと思います。
元販売員が教えるF-B100Wの選び方
最後に、どれを選べばいいかを具体的にお話しします。
F-B100Wの色違いで迷う人、F-B100WとABL-100で迷う人、それぞれに判断のコツがあります。
販売員時代に実際のお客様を見てきた経験から、カタログには載らないポイントをお伝えしますね。
標準液晶1AJFと反転液晶1BJFの違い

人気が集中しているのが、王道のF-B100W-1AJFとオールブラックのF-B100W-1BJFです。
見た目の好みで選んで大丈夫ですが、一つだけ知っておいてほしいのが「液晶の見やすさ」の違いです。
F-B100W-1AJFは見やすさ重視の人に
1AJFは、白っぽい地に黒い数字が浮かぶ普通の液晶です。屋外の日差しの下でも、ちらっと見ただけで時刻が読み取りやすいのが強み。
F-91Wの懐かしい雰囲気をいちばん楽しめるのもこのモデルなので、迷ったらまずこれ、というのが私の答えです。
F-B100W-1BJFはデザイン重視の人に
1BJFは、黒い地に白い数字が浮かぶ「反転液晶」です。全体が黒でまとまっていて、見た目の格好よさはこちらが上だと感じる人が多いはず。
ただ、強い日差しの下や薄暗い場所では、普通の液晶より数字が読みにくくなります。室内の照明の下なら十分見えますし、暗い場所ではライトを点ければ問題ありません。
屋外での運動に使うことが多いなら1AJFかグリーンの3AJF、普段使いでデザインを楽しみたいなら1BJF、という選び分けがおすすめです。
見やすさ優先なら「F-B100W-1AJF」、見た目の格好よさ優先なら「F-B100W-1BJF」。屋外で使う時間が長いかどうかを、自分の生活に当てはめて考えてみてください。
樹脂のF-B100Wか金属のABL-100か
機能が同じなら、決め手は着け心地と見た目です。
樹脂バンドのF-B100Wは、手首にぴたっと沿ってずれにくく、汗をかいても不快になりにくいのが良いところ。穴で細かく長さを調整できるので、手首が細い人でもちょうどいい長さに合わせやすいです。
ステンレスバンドのABL-100は、見た目にきちんと感があり、ジャケットや仕事着にもなじみます。
一方で、重さがあるぶん手首の上で回りやすく、汗をかくと肌がかゆくなるという声もあります。
店頭では、試着したときに次のようなサインが出たら、樹脂バンドへ提案を切り替えていました。
- 手首の骨に金属のコマが当たって、すき間ができる方
- コマ調整できつすぎるか緩すぎるかの二択になってしまう方
- 「汗をかく」「金属で肌がかゆくなったことがある」など当てはまる方
- 運動中や寝るときも着けていたい方
ひとつでも当てはまるなら、F-B100Wのほうが快適に使えるはずです。逆に、メタルのきらっとした輝きが好きで、仕事の日にも着けたいならABL-100が合っています。
私のサイトでは10〜20万円の時計を中心に紹介していますが、こうした1万円前後の時計は「2本目の気軽な相棒」としてもとても優秀です。
大切な機械式時計を休ませる日や、運動・旅行の日にさっと着けられる一本があると、時計のある暮らしがもっと楽しくなりますよ。
藤原 匠安い時計だからと引き出しにしまい込むのはもったいないです。どんどん着けて、傷も一緒に過ごした思い出にしてあげてください。それが時計にとっていちばん幸せな使われ方だと私は思っています。
チープカシオのBluetoothモデルに関するよくある質問(FAQ)
最後にチープカシオのBluetoothモデルでよくある質問をまとめておきます。今までにないタイプのチープカシオなので気になる点があったら確認してください。
Q1. F-B100WでLINEや電話の通知は見られますか?
A. 見られません。F-B100WのBluetoothは、時刻の自動修正や歩数データの転送、アラーム設定、携帯電話探索などに使うもので、通知を表示する機能はありません。通知を腕で確認したい場合は、一般的なスマートウォッチを検討してください。
Q2. スマホと連携しなくても普通の時計として使えますか?
A. 使えます。連携しない場合は、一般的なクオーツ時計と同じ精度(月差±15秒程度が目安)で動き、歩数計やストップウオッチ、アラームなども時計単体で使えます。自動時刻修正やアプリでの歩数管理を使いたいときだけ連携すればOKです。
Q3. 電池が切れたら自分で交換できますか?
A. 電池はCR2016という一般的なボタン電池ですが、裏ぶたを開けるとパッキンがずれたり傷んだりして、防水性が落ちることがあります。費用はかかりますが、時計店やカシオの修理窓口に任せるのが安心です。料金や受付方法は、お店や公式サイトで事前に確認してください。
Q4. 手持ちのF-91WをBluetooth対応にする方法はありますか?
A. 海外には中身の基板を入れ替える自作向けの部品がありますが、防水性の低下やメーカー保証の対象外になること、技適マークの有無など法律面の心配があります。手軽さと安心を考えると、最初からBluetoothを搭載したF-B100Wを選ぶほうがおすすめです。改造する場合は自己責任となり、法律面は総務省の案内などで必ずご確認ください。
Q5. F-B100Wはプレゼントにも向いていますか?
A. 向いていると思います。1万円を切る価格で、充電がいらず、歩数も測れるので、気軽に贈りやすい一本です。相手が通知を腕で見たいタイプかどうかだけ、事前にさりげなく確認しておくと失敗しにくいですよ。
まとめ
最後に、この記事のポイントを振り返っておきます。
- Bluetooth対応のチープカシオはF-B100WとABL-100の2シリーズ
- 本命は2026年8月発売のF-B100W(8,800円)で、F-91Wの顔のままスマホとつながる
- 1日4回の自動時刻修正と歩数計が使え、充電不要で電池寿命は約2年が目安
- LINEや電話の通知は表示できないので、そこは割り切りが必要
- 見やすさならF-B100W-1AJF、デザインならF-B100W-1BJF、メタル顔ならABL-100
- F-91Wの改造は防水・法律・保証の面でリスクが大きい
F-B100Wは、通知に追われず、充電にも縛られず、それでいて時刻はいつも正確という、ちょうどいい距離感の時計です。
あなたが腕時計に求めているのは、たくさんの情報ですか?それとも、気負わず毎日着けられる気楽さですか?
後者なら、きっといい相棒になってくれるはずです。
なお、価格や仕様、在庫状況は変わることがあります。正確な情報はカシオ公式サイトや各販売店でご確認ください。

