セイコー プロスペックス 限定モデル|10月9日発売の新作と型番比較

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プロスペックスの限定モデル
どれを選べば後悔しませんか?

周年記念の年になると、売場で毎日のように受けた質問です。

迷うのも当然なんですよね。色違いの限定が次々と発表されるうえに、日本に入ってくるのは1本あたり700〜2,000本ほど。じっくり比べる前に売り切れてしまうことも珍しくありません。

私はこの質問に、「限定だから買う」ではなく「その人が5年後も腕に着けているか」という目線で答えてきました。

この記事も、同じ目線で型番・定価・限定本数を並べて整理しています。

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藤原 匠[詳しいProfile]

10万人接客した腕時計販売員

  • 関西の百貨店・時計専門店で25年勤務
  • ウオッチコーディネーター資格保有
  • 専門領域10〜20万円台の腕時計
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  • 関西の百貨店・時計専門店で25年勤務
  • ウオッチコーディネーター資格保有
  • 専門領域10〜20万円台の腕時計

藤原 匠[詳しいProfile] 
10万人接客した腕時計販売員

投資ではなく”身につけてワクワクする”20万円以下の相棒選びをお手伝い

先に結論をお伝えします。

10〜20万円で選ぶなら、10月9日発売のHBC006J・HBJ005P・HBC011Jと、発売済みのHBC005J・HBB002Jの5本が候補です。

なかでも初めての機械式なら、39.5mmで扱いやすいアルピニストのHBC006Jを私は一番に推します。

ただ、限定モデルの中身は通常モデルとほぼ同じです。決め手は「その色と物語に心から惹かれるか」。そこに迷いがあるなら、通常モデルを選んでも後悔はしないはずです。

▼HBC006J以外も気になる方はこちら

  • 鮮やかな青で休日の主役にしたいなら→HBC011J(国内2,000本)
  • 機械式の手間なく気楽に使いたいなら→HBJ005P(国内1,000本)
  • 仕事でも使える白×青のダイバーズなら→HBC005J(国内1,500本)
  • 海や夏のレジャーで使い倒したいなら→HBB002J(国内700本)

▼HBC006J以外も気になる方はこちら

  • 鮮やかな青で休日の主役にしたいなら
    →HBC011J(国内2,000本)
  • 機械式の手間なく気楽に使いたいなら
    →HBJ005P(国内1,000本)
  • 仕事でも使える白×青のダイバーズなら
    →HBC005J(国内1,500本)
  • 海や夏のレジャーで使い倒したいなら
    →HBB002J(国内700本)
読み終えるころには、こう判断できます
  • 今買える・これから出る限定7本の型番と定価の詳細な比較
  • 新作3本と発売済みモデルの選択方法
  • 140周年や過去限定を中古で探すコツ
  • 自分の予算で選ぶなら、どの1本か

「限定でも性能は通常モデルと変わらない」「国内700本のモデルは、もう買えないかもしれない」といった、耳の痛い話もそのまま書きます。

今回は「限定モデルの中から、自分の予算に合う1本をどう選ぶか」に絞ってまとめました。

目次

プロスペックス限定モデル一覧【2026年10月最新】

まずは全体像からです。

10月9日発売の新作と、すでに発売中の限定モデルを、ひと目で比べられる表にまとめました。

型番・定価・限定本数の比較表

スマホの方は、表を横にスクロールして見てください。

スクロールできます
型番シリーズ定価(税込)限定本数発売日駆動方式ケース径/厚さ
HBC006Jアルピニスト(145周年 第三弾)130,900円世界7,000本(国内1,000本)2026年10月9日自動巻 6R5539.5mm/12.7mm
HBC011J1965ヘリテージ(ダイバーズ60周年 ファンセレクト)199,100円世界4,500本(国内2,000本)2026年10月9日自動巻 6R5540.0mm/13.0mm
HBJ005Pスピードタイマー(145周年 第三弾)111,100円世界8,000本(国内1,000本)2026年10月9日ソーラー V19241.4mm/13.0mm
HBC005J1965ヘリテージ(145周年 第二弾)192,500円世界4,000本(国内1,500本)2026年6月10日自動巻 6R5540.0mm/13.0mm
HBB002Jタートル(PADI 60周年)107,800円世界8,000本(国内700本)2026年7月10日自動巻 4R3645.0mm/13.2mm
HBB001Jサムライ(145周年 第二弾)83,600円世界9,999本(国内1,500本)2026年6月10日自動巻 4R3541.7mm/―
SBDC222/2241965ヘリテージ(大谷翔平 2026限定)286,000円国内各1,700本2026年4月24日自動巻 6R5540.0mm/13.0mm

こうして並べると、10月9日発売の3本はすべて10〜20万円の中に収まっているのがわかります。

もうひとつ注目してほしいのが、国内向けの本数です。

世界の本数が多くても、日本に入ってくるのは700〜2,000本ほど。思っている以上に早く店頭から消えます。

価格差の正体は「ムーブメント」

表をよく見ると、6R55を積んだ13万〜20万円のモデルと、4R系やソーラーの10万円前後のモデルに分かれます。

6R55は約72時間(約3日間)動き続け、精度は日差+25秒〜−15秒。4R系は約41時間で、日差+45秒〜−35秒です。

この差が、価格差のかなり大きな部分を占めていると考えてください。

セイコー6Rと4Rの精度と駆動時間の比較図

価格や限定本数は2026年10月時点の情報で、あくまで目安です。在庫や予約状況は販売店ごとに変わるため、正確な情報はセイコー公式サイトや各販売店でご確認ください。

10月9日発売の新作限定モデル3本

ここからは、10月9日に発売される新作3本を詳しく見ていきます。

いずれも10〜20万円の価格帯で、私がいちばん得意としてきたゾーンです。10万円を超えると各モデルの「味」がはっきり出てくるので、違いを比べながら読んでみてください。

アルピニスト限定モデルHBC006J(江戸紫)

アルピニストの限定モデルを探している方に、まず見てほしいのがHBC006J(130,900円)です。

145周年記念の第三弾で、テーマカラーは日本の伝統色「江戸紫」。放射状の仕上げをした紫の文字盤に、ゴールドのロゴや秒針が添えられています。

黒い革ベルトには紫のステッチが入っていて、落ち着きの中に華やかさがある、大人っぽい仕上がりです。

39.5mmで使いやすいサイズ感

ケースは横39.5mm、厚さ12.7mmと、今回紹介する中でいちばんコンパクトです。40mmを切るサイズはシャツの袖にも収まりやすく、手首が細めの方でも無理なく着けられます。

アルピニストは回転ベゼルがないぶんダイバーズより控えめで、スーツにもジャケットにも合わせやすい万能型です。

ムーブメントは約72時間動く6R55なので、金曜の夜に外して月曜の朝にそのまま着けられるのも便利なところ。防水は20気圧で、ダイバーズほどではありませんが、日常使いには十分すぎる性能です。

限定数は世界7,000本(うち国内1,000本)で、セイコーグローバルブランドコアショップ専用モデルです。

じつは一部の大手家電量販店では、発売前の時点で予約受付を終えたところもあります。

藤原 匠

紫の文字盤は写真と実物で印象がかなり変わる色です。光の当たり方でピンク寄りにも深い紫にも見えるので、できれば実物を見てから決めてほしいですね。なお革ベルトは汗や水に弱いので、夏場や雨の日は少しだけ気を配ってあげてください。

1965ヘリテージ60周年HBC011J(ファン投票)

「60周年」の限定モデルとして注目したいのが、HBC011J(199,100円)です。

2025年にセイコーのダイバーズが誕生60周年を迎えたことを記念して、同年7月に世界中のファンによる人気投票が行われました。候補は、日の出・午前・午後・夕暮れの海をイメージした4色。

その中から選ばれたのが、昼の太陽を受けて輝く海を表した「Daytime Blue(デイタイムブルー)」です。

波模様の文字盤とHBC005Jとの違い

プロスペックス2モデルの共通点と用途の違いの比較

文字盤には、プロスペックスの象徴「ウェーブマーク」をモチーフにした、立体的な型打ち模様が入っています。ベゼルもブルーでそろえてあり、全体の印象はかなり爽快です。

ケースは横40.0mm、厚さ13.0mm、ムーブメントは6R55、防水は300m空気潜水用と、後で紹介するHBC005Jとほぼ同じ土台です。

つまり2本の違いは、白×青の爽やかさをとるか、鮮やかな青一色の存在感をとるかという好みの問題になります。

限定数は世界4,500本(うち国内2,000本)で、国内の割り当ては今回の新作の中でいちばん多めです。こちらもコアショップ専用モデルです。

ファンが選んだ色という物語も含めて、長く愛着を持てる1本だと私は感じています。

藤原匠のワンポイントアドバイス

HBC005JとHBC011Jはケースとムーブメントがほぼ共通です。

  • 仕事でも使いたいなら→HBC005J
  • 休日の主役にしたいなら→HBC011J

スピードタイマーHBJ005P(ソーラー)

「機械式の手間はちょっと…」という方に向いているのが、HBJ005P(111,100円)です。10月9日の新作の中で、唯一のソーラー駆動のクロノグラフです。

アルピニストと同じく江戸紫がテーマで、紫の文字盤に黒い3つの小さな文字盤(サブダイヤル)を組み合わせています。タキメーター付きのベゼルは黒と紫の2色で、1960〜70年代のスピードタイマーの雰囲気をうまく受け継いでいます。

ソーラーならではの気楽さ

ムーブメントはソーラーのV192で、精度は平均月差±15秒が目安です。フル充電で長期間動くので、数日着けなくても止まる心配がほとんどありません。

ケースは41.4mm、厚さ13.0mmで、ステンレスのブレスレット仕様です。

防水は10気圧なので、水仕事や手洗いは問題なくても、泳ぐ用途には向きません。

限定数は世界8,000本(うち国内1,000本)で、10月9日の新作では最も手の届きやすい価格です。

藤原 匠

ソーラー時計の注意点はひとつだけ。引き出しの中など暗い場所にしまいっぱなしにすると、充電が切れて止まります。だからこそ、しまわずに毎日着けてあげるのがいちばんなんです。

「10気圧防水=100m潜れる」ではありません。お風呂やサウナのお湯、石鹸はパッキンを傷めやすいので、どのモデルでも避けるのがおすすめです。

発売済みで今も狙える限定モデル

新作と並べて比べる方がとても多いのが、2026年春〜夏に発売された限定モデルです。

発売から時間がたっているぶん、在庫は店舗ごとに差があります。気になるモデルは早めに確認してください。

創業145周年記念HBC005J(セイコー・ブルー)

HBC005J(192,500円)は、2026年6月10日に発売された145周年記念の第二弾です。

ベースは、1965年に生まれた国産初のダイバーズを今の仕様で作り直した「ダイバーズ 1965 ヘリテージ」。

ホワイトシルバーの文字盤に、1960年代に定められた「セイコー・ブルー」をヒントにした青いベゼルと秒針を組み合わせています。

HBC005Jの主なスペック

ケースは横40.0mm、厚さ13.0mm、重さは174gです。

ムーブメントは約72時間動き続ける自動巻のキャリバー6R55で、防水は300m空気潜水用防水と、本格的なダイバーズの実力ありです。

限定数は世界4,000本(うち国内1,500本)で、コアショップ専用モデルです。

白い文字盤のダイバーズは、スーツにも夏のシャツにもすっと馴染むので、ビジネス用の1本としても使いやすい顔つきです。

藤原 匠

白文字盤のダイバーズは、黒より柔らかい印象になるので、初めて機械式を買う方にも勧めやすい色です。売場でも、夏場のクールビズに合わせたいという声をよく聞きました。

PADI60周年HBB002J(国内700本)

もうひとつの「60周年」が、世界最大のダイビング教育機関PADIとのコラボモデルHBB002J(107,800円)です。

2026年7月10日に発売済みで、PADI創設60周年とセイコーとの提携10周年を記念しています。

ベースは、丸みのあるケースと4時位置のりゅうずが特徴の、愛称「タートル」と呼ばれるダイバーズ。

PADIのロゴを思わせる青い文字盤に赤い差し色、そして初めて採用された鮮やかな青のセラミックベゼルが目を引きます。

45mm・198gの存在感をどう見るか

セイコー大型ダイバーズの特徴と手首サイズの選び方

注意してほしいのはサイズです。

ケースは横45.0mm、厚さ13.2mm、重さは198gと、今回紹介する中でいちばん大きく重いモデルです。

ムーブメントは4R36で、精度は日差+45秒〜−35秒、動き続ける時間は約41時間。防水は200m空気潜水用です。シリコンの替えベルトも付いているので、海や夏のレジャーで思いきり使いたい方にはぴったりです。

ただ、国内は700本と最も少ないため、在庫があるうちの判断が欠かせません。

タートルと似たシリーズとの違いは、プロスペックスのツナ缶とタートル・サムライの違いを解説した記事も参考にしてみてください。

藤原 匠

タートルは数字ほど大きく見えない形ですが、200g近い重さは長時間着けると効いてきます。手首周りが16cm以下の方は、ラグ(ベルトの付け根)が手首からはみ出さないか、必ず一度試着してから決めてくださいね。

10万円未満で買えるHBB001J(サムライ)

「限定は欲しいけれど、まずは10万円以内で」という方の選択肢が、HBB001J(83,600円)です。

HBC005Jと同じ2026年6月10日に発売された、145周年記念の第二弾のもう1本です。

海外で「サムライ」の愛称で親しまれる、刀で削いだような直線的なケースが特徴です。

白っぽい文字盤にセイコー・ブルーのベゼルと秒針という、HBC005Jと同じテーマの配色になっています。

HBC005Jとの約11万円の差

ムーブメントは自動巻の4R35で、パワーリザーブは約41時間、防水は200m空気潜水用。ケース径は41.7mmです。

限定数は世界9,999本(うち国内1,500本)と、今回の中では多めです。HBC005Jとの約11万円の差は、ムーブメントの持続時間や精度、ケースの仕上げに表れます。

「まずは記念モデルを気軽に楽しみたい」ならHBB001J、「長く付き合う一本を」ならHBC005J、という考え方がおすすめです。

大谷翔平2026モデルSBDC222・224

指名買いが多いのが、大谷翔平選手の功績を記念したSBDC222とSBDC224(各286,000円)です。2026年4月24日に発売され、限定数は国内各1,700本です。

ドジャースのビジターユニフォームに使われるグレー(SBDC222)とブルー(SBDC224)を文字盤に取り入れ、縦縞の模様とゴールドの差し色も入っています。

りゅうずに背番号「17」、中留に大谷選手のサインが入るなど、ファンにはたまらない特別仕様です。

中身はHBC005J・HBC011Jとほぼ同じ

中身は1965ヘリテージ(40mm・6R55)なので、時計としての土台はHBC005JやHBC011Jとほぼ同じです。

だからこそ私は、差額の約9万円は「大谷選手への思い」にどれだけ価値を感じるかで決めてほしいと考えています。大ファンなら迷わず手に入れる価値がありますが、見栄で背伸びして買うのはおすすめしません。

なお、中古市場では定価を上回る価格で売られていることもあるので、購入先はよく比べてください。

定価や中古相場の動きについては、プロスペックスの値上げ後の定価と中古相場をまとめた記事で詳しく解説しています。

過去の限定モデル(140周年・2024年)の探し方

「140周年記念モデル」や「限定モデル 2024」で探している方もいると思います。

結論から言うと、これらの多くは新品ではほぼ手に入らず、探すなら中古が中心になります。

セイコー創業140周年記念モデル(2021年)

140周年は2021年の節目で、プロスペックスからはテーマ違いの記念モデルが複数登場しました。

  • 西表島モデル(2021年3月):深緑の文字盤にゴールドの針。マリーンマスター SBDX043、ダイバースキューバ SBDC133、ソーラークロノのSBDL083の3本
  • 光芒モデル(2021年5月):シルバーホワイトの文字盤にブルーベゼルのSBDC139。40.5mmで、今回のHBC005Jに近い配色
  • 銀座モデル(2021年10月):創業の地・銀座をテーマにしたSBDC151

「白×青のダイバーズが好きだけど、145周年のHBC005Jは予算的に厳しい」という方は、中古のSBDC139を比較候補に入れるのもひとつの手です。

2024年の限定モデル

2024年は、2月に「The Black Series」から暗視スコープの光景をテーマにした「ナイトビジョン」の限定モデルが登場しました。

同じ年の3月には1965ヘリテージがリニューアルされ、今回のHBC005JやHBC011J、大谷モデルの土台になっています。

つまり2024年以降の1965ヘリテージ系の限定は、中身の基本設計が共通。中古で過去モデルを選ぶときも、ここを基準に比べるとわかりやすいです。

1965ヘリテージの進化と中古選びの基準

過去の限定モデルを中古で買う場合は、保証書・箱などの付属品、外装の傷、オーバーホール歴を必ず確認してください。人気モデルは当時の定価より高くなっていることもあります。

元販売員が選ぶ予算別のおすすめ

では、元販売員として「この予算ならこれ」と、私なりの答えをお伝えします。

あくまで私の経験からの意見なので、最後はあなたの好みを大切にしてくださいね。

予算別おすすめ限定モデル

まずは予算別にお勧めする限定モデルを紹介していきます。皆さんのお財布と相談しながら確認してみてください。

10万円未満ならHBB001J

HBB001Jは記念モデルを気軽に楽しむ入口として十分な魅力があります。予算に余裕がない中で無理をする必要はありません。

10万〜12万円ならHBJ005PかHBB002J

手間をかけたくない、仕事でも気楽に使いたいならHBJ005Pです。

週末の海や本格的なダイバーズらしさを楽しみたい、しかも腕にある程度の太さがあるならHBB002Jが合います。

13万円前後ならHBC006J

初めての機械式をオンオフ兼用で選ぶなら、私はHBC006Jを一番に推します。

39.5mmの小ぶりなケースに6R55を積んで13万円台。サイズの失敗が起きにくく、コスパも優秀です。

20万円近くまで出せるならHBC011JかHBC005J

王道のダイバーズを「一生の相棒」として選びたいなら、この2本のどちらかです。

中身と形はほぼ同じなので、白×ブルー(HBC005J)かブルー一色(HBC011J)か、鏡の前で「ワクワクするほう」を選んでください。

駆動方式とサイズ感で絞り込む

予算で迷ったら、次は機械式かソーラーかを決めましょう。

機械式は、なめらかな秒針の動きや、手間をかけて付き合う楽しさが魅力です。その一方で、6R55でも数日で数十秒〜1分ほどずれることがあり、時刻合わせの手間がかかります。

機械式の時刻や日付の合わせ方が不安な方は、プロスペックスの時刻合わせと日付設定のやり方を先に読んでおくと安心です。

サイズは「厚さ」と「重さ」も見る

予算と駆動方式とサイズによる腕時計の絞り込み手順

サイズは、ケースの直径だけで判断しないでください。日本人に多い手首周り16〜17cmなら、直径39〜42mm、厚さ13mm前後までがひとつの目安です。

この基準だと、HBC006J・HBC011J・HBC005J・HBJ005P・HBB001Jは多くの方に合いやすく、HBB002Jは人を選びます。

  • 正確さと手軽さ重視→HBJ005P
  • 細めの手首・ビジネス兼用→HBC006J
  • 本格ダイバーズの所有感→HBC005JかHBC011J
  • 海や夏のレジャーで使い倒す→HBB002J

予算別、駆動識別、サイズ別、サイズ別でおすすめを紹介してきましたが、最終的には皆さんが身につけてワクワクするかどうかです。

身につけている自分を思い浮かべて、一番楽しくなるモデルを選ぶのが正解です。

藤原匠のワンポイントアドバイス

迷ったときの判断軸は「予算」「機械式かソーラーか」「ケースの大きさ」の3つです。この順番で絞り込むと、候補が自然と1〜2本に落ち着きますよ。

限定モデルを後悔なく買う方法

候補が決まったら、次は「どこで、どう買うか」です。

限定という言葉に背中を押されすぎないことが、何より大切です。

コアショップ専用の確認と予約

限定品を確実に手に入れたいなら、発売日を待たずに予約するのがいちばんです。

今回の新作や大谷モデルの多くは「セイコーグローバルブランドコアショップ専用」なので、まず公式サイトで近くの取扱店を調べましょう。

取扱店の中には、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどにお店を出しているところもあり、ポイント還元を含めて比べるとお得に買えることもあります。

ただし、ネットで買うときは国内正規品かどうか、メーカー保証が付くかを必ず確かめてください。

発売直後に定価を大きく上回る価格で出品されているものは、慌てて買わないでください。売り切れたように見えても、取扱店に問い合わせると在庫が見つかることがあります。

迷ったらレンタルで試着してから

時計レンタルの同型試着と着用感チェックの手順

限定品は急いで決めたくなりますが、サイズの失敗だけは後から取り返しがつきません。

そこでおすすめなのが、腕時計レンタルのKARITOKEで、同じケースを使った通常モデルを試すことです。

たとえばHBC006Jなら通常のアルピニスト、HBC005JやHBC011Jなら通常の1965ヘリテージが目安になります。

店頭の数十秒の試着では分からない「袖への引っかかり」や「夕方の重さ」が、数日着けるとはっきり見えてきますよ。

  • 真上から見て、ラグの先が手首の平らな面に収まっているか
  • シャツやジャケットの袖口に引っかからないか
  • キーボードを打つ姿勢で、りゅうずが手の甲に当たらないか
  • 腕を前に伸ばして30秒ほど保ち、重さが気にならないか
藤原 匠

限定モデルを「値上がりしそうだから」としまい込む方もいますが、私は反対です。時計は投資ではなく相棒。どんどん着けて、傷も一緒に過ごした思い出にしてほしいと思っています。

セイコー プロスペックス 限定モデルに関するよくある質問(FAQ)

最後に店頭でお客様と話している際によく聞かれた限定モデルに関する質問をまとめておきます。気になる方は合わせてご確認ください。

10月9日に発売されるプロスペックスの限定モデルはどれですか?

アルピニストのHBC006J(130,900円)、スピードタイマーのHBJ005P(111,100円)、1965ヘリテージ ファンセレクト限定のHBC011J(199,100円)の3本です。HBC005J・HBB002J・HBB001Jはすでに発売済みのモデルなので、在庫の有無を販売店で確認してください。

限定モデルは通常モデルと性能が違いますか?

今回紹介した限定モデルの多くは、通常モデルと同じムーブメントやケースを使っていて、性能面の差はほとんどありません。違いは主に文字盤やベゼルの色、裏ぶたの「LIMITED EDITION」表記やシリアルナンバーといった特別仕様です。その色やテーマに心から惹かれるなら価値は十分ありますが、「限定だから」という理由だけなら通常モデルでも満足できるはずです。

140周年記念モデルや2024年の限定モデルは今でも買えますか?

2021年の140周年記念モデル(SBDX043・SBDC133・SBDC139など)や2024年の限定モデルは、新品ではほぼ手に入りません。探すなら中古が中心になるので、保証書や付属品、オーバーホール歴を必ず確認してください。

機械式の限定モデルはどれくらいの頻度でオーバーホールが必要ですか?

機械式はあくまで一般的な目安として3〜5年に一度、ソーラーなどのクォーツでも7〜8年に一度が目安です。費用は数万円からかかることが多いので、購入前に把握しておくと安心です。限定の文字盤やベゼルは交換部品が限られる場合もあるため、正確な情報はセイコーの修理窓口に確認してください。

限定モデルは将来値上がりしますか?

モデルによって相場が上がることもありますが、確実ではありません。私は値上がりを期待して買うことはおすすめしていません。機械式は長く動かさないと油が固まりやすくなることもあるので、身につけて気分が上がる1本を選ぶのがいちばんです。

まとめ|予算に合う限定の1本を選ぶ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

2026年10月9日は、10〜20万円で狙えるプロスペックス限定モデルがまとめて登場する大切な日です。

  • 10月9日発売:HBC006J(130,900円)・HBJ005P(111,100円)・HBC011J(199,100円)
  • 発売済み:HBC005J(192,500円)・HBB002J(107,800円/国内700本)
  • 10万円未満の入口:HBB001J(83,600円)
  • 予算を超える特別枠:大谷翔平2026 SBDC222・224(286,000円)
  • 140周年・2024年の限定は中古が中心
  • 手軽さならソーラー、所有感なら6R55搭載の機械式

限定品は早い者勝ちですが、焦って選ぶと後悔のもとになります。

「この色が好き」「この物語に惹かれる」と素直に思える1本こそ、長く付き合える相棒になります。

あなたにとって、毎朝手首に巻くのが楽しみになる1本はどれでしょうか?

この記事の価格・限定本数・発売日・スペックは2026年10月時点の情報で、あくまで目安です。販売状況は日々変わるため、正確な情報はセイコー公式サイトや各正規販売店でご確認ください。購入やメンテナンスの最終判断は、販売店や修理の専門家にもご相談ください。

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